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2021.10.26

坐骨神経痛の改善策を考える

  • 坐骨神経痛、腰痛、椎間板ヘルニア、痛みの学習、認知行動療法、運動療法、接骨院、整体、池袋

坐骨神経痛は改善可能なのか?

坐骨神経痛は坐骨神経の走行上での障害が鑑別のポイントになるため、それ以外の末梢神経障害や腰椎の神経根障害などと混同されることが多く、ほとんどが坐骨神経または周囲の炎症が起因となっていて、直接的な神経絞扼は稀であり、その徴候を示す場合は綿密で精密な検査を要します。

そのため、多くの坐骨神経症状は

・炎症の終息

・筋の正常な収縮

・血流の増加

これらが見込めた場合は改善につながります。

坐骨神経の伸張性が大事

坐骨神経痛は坐骨神経が伸長される時に痛みます。

仰臥位で脚を挙上する(SLR)や体幹の屈曲動作で痛みが増悪することがあります。

この時に坐骨神経は臀部~下肢にかけて伸張ストレスがかかります。

この長さは股関節屈曲時に大腿骨頭から坐骨神経までの距離として64mmが必要だと言われています。

股関節周囲筋の過緊張や炎症によって、坐骨神経のルートに障害が生じるとこの距離が短くなることで痛みが増強します。

また、神経の内圧の変化は痛みの増減に影響があり、股関節を曲げると内圧は増加します。

この時、膝を伸展した状態で股関節を90°に曲げた時に坐骨神経の血流または神経機能に大きな変化があることから、坐骨神経症状がある患者さんにとってこの肢位は症状を増悪させる恐れがあります。

坐骨神経症状を起こす要因

坐骨神経症状は

・座りっぱなし

・過重労働や負荷

・腰痛の予後不良

・股関節の障害

・腰椎の不安定性

・膝や足首の異常

・老化

・妊娠、出産

などが引き金になることがあります。

肝心なのは、起こったあとの対処です。

長引くと慢性化したり、予後不良になりやすいため、早い段階での対処がカギになります。

また、脊柱由来、椎間板由来の症状(椎間板ヘルニアは坐骨神経障害の併発が最も見受けられます)や非常に稀ですが梨状筋という筋肉の拘縮による場合は必ず医師の診断と治療が必要になります。

治療計画

運動療法としては、伸展エクササイズを中心に行うことで背部筋力の強化、疼痛の軽減、職場復帰などが有意に改善されたという報告があります。

脊柱への徒手介入やマッサージなどはプラセボ的な意味合いも含めて、中等度の効果が認められます。

スタビリティトレーニング(姿勢維持や体幹筋へ)、ストレッチによるセルフケアなども中等度の効果はあります。

認知行動療法や集中集学的リハビリテーションは最も推奨される介入であり、痛みの学習が必要であることがわかります。

当院では痛みの学習を軸に、運動療法、徒手介入などを患者さんの理解度やペースに合わせて実施するようにしています。

 

 

 

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