ストレスを和らげる自分の変え方
目次
ストレスは万病の元?
何かにつけて、原因がわからないと
「ストレスですかね~?」と言われることが多いかもしれません。
腰痛や首の痛みは非特異性といって原因が明確にならないものがほとんどです。
医学の視点だけだと原因がはっきりしないものは、対処はできても治療は難しいものです。
なので、ストレスを感じているかどうか?というのは、自覚があればまずは自己対処してみてくださいね。
となりがちなのです。
ただ、ストレスというのは全て悪いものか?というとそうではなく
ストレスによって成長することもできますし、見え方や考え方に幅が出るようにもなります。
だから僕はストレスは対処の仕方だと考えています。
嫌なことや苦しいことを繰り返し考えること
ストレスになることって繰り返し考えてしまいますよね?
嫌いな上司の顔や喧嘩した同僚の顔が何度も頭を過ります。
あんなことを言われたとか、こんな言い方されたとか
そう考えただけで気持ちが抑えられなくなります。
しかし、それはその人の言葉や態度が気になる=その人自身が気になる状態になってしまうからです。
僕もやっぱり人間ですから人から言われた言葉は気になります。
他人からすればそんなこと気にしなくていいよと言われるのですが、僕自身は対処が難しく感じ
何度も何度も思い返してしまうのです。
こうなると脳はそのことを繰り返し学習します。
学習して脳に定着するので、今度はそういう自分の行動を責めたり、人を責めたりしたくなるのです。
こういうストレスはあまり良くないストレスですね。
身体を緊張させ、自律神経を乱し、感情や生活をコントロールしにくくします。
言わなくてもいいことを言ってしまったり、衝動的におかしな行動をしてしまうのは
こういうストレスが溜まっている時におこりやすいようです。
他人は変えられない
心理学者のアルフレッド・アドラーは人生におけるストレスの90%以上は人間関係だと言います。
ただ、他人を自分の思うようにしようと考えても、絶対にそのようにはなりません。
他人への期待はほぼ裏切られると言っても過言ではないでしょう。
まずは自分がストレスを感じているということを自覚しましょう。
心無い言葉で傷つけられたことはストレスです。
そこで私が悪かったっけ?とか、もしかしたら私に非があるかも?と思うと
自分の悪いとこ探しが始まります。
これは何も解決しません。
なのでまずは自分がストレスを感じた。
その事実を把握しましょう。
人のことは変えられないならば、自分が変わるしかない
そう簡単に言いますが、自分を変えるというのも抽象的ですね。
だから、自分を責めたり、混乱するのです。
自分の何を変えたらいいの?
自分を変えるというと自分の非を省みて、行動や態度を正すことのように思えますが、それはそれでストレスになりますね。
自分を変えるコツは
無意識を意識化すること。
これがとっても大切です。
無意識なことって、脳の機能は低い機能で充分です。
脳の高い機能は意識しないとできないこと。
思考でも言語化でも行動でも、運動でもそう。
まずは意識することです。
悪いところが見えるのは無意識です。
だから良いところを見る意識をすることです。
表情なく接するのは無意識です。
笑顔をつくるのは意識です。
このように行動や視点を意識すると、ふるまいや表現が変わります。
これが自分を変えるコツです。
結局、ストレスかかるのはこっち?
ここで、は?結局ストレスがかかるのはこっちじゃん!
って思うかもしれません。
感情としては最初は疲れるかもしれませんね。
でも、気分を変えるのは自分の行動です。
いい姿勢をしていて、落ち込んだ気分にするのは難しいように
行動やふるまいは気分とセットになります。
だからよく、いい運気を集めるなら掃除をしなさいとか
笑う門には福来る!とか言うんだと思います。
何よりも意識を持つと目標や夢も持ちやすくなりますね。
僕も、この2年間すっごくいろんなことがありました。
でも、少しずつですが丁寧にすることや、言葉遣い、細かい部分までこだわることなど「意識」を増やしています。
まだ、嫌いな人に笑顔で接することは難しいけれど、人に嫌な思いをさせないようにはと頑張ります(笑)