自分の内側を眺めてみませんか?
目次
慌ただしい毎日
多くの人が暮らしの中で慌ただしく生きていると思います。
私も経営者でもあり、療術家でもあり、家族の中では父であり夫でもあり、様々な顔がありますから、中々ひとりでボーっとする時間がありません。
なので毎朝、目の前のスタバでエスプレッソを注文して、コーヒーの香りと共に過ごす時間で自分に浸るようにしています。
慌ただしく過ぎていく毎日はいつも、あぁしておけばよかった、こうしておけばよかったの連続ですし、あれしなきゃ、これしなきゃの連続でもあります。
いつしかその「~すべき」という言葉は自分を縛る呪文のようになり、強い信念の価値観になってしまいます。
それすらも気づかずに。
慌ただしい毎日は忙しいという言葉通りに心を亡くしていくようです。
抱えている不安
私は自分がセラピストであるために、こうあるべきというのを強く持っています。
・正しい判断をすべき
・患者さんの期待に応えるべき
・指導者として尊敬される人格であるべき
・・・
こういう不安がつくった言葉はきっと患者さんにも社員にも伝わっていると思います。
もちろん、だからこそ救えるものや気づけたこともありますが、それを自分に課すことで苦しめているものもあるはずです。
こういう言葉と共に思い出すのが小さいころの弱かった自分の姿です。
私は体が小さく、そして体力も人より劣っていて、お調子者な子どもでした。
周りにはたくさんの友達がいましたが、いじめられたりはしたわけではないのに、いつも弱い立場にいたように記憶しています。
その頃の私はその当時の友達の輪に入ってはいるけれど、どこか仲間意識が強いとまではいきませんでした。
孤独ではないが、打ち解けない感じ…
そこに感じるのはみんなの方が自分よりも優れているという劣等感のようなものを抱えている自分でした。
劣等感の裏側
私の不安と劣等感は表裏のような関係です。
もう、誰も自分のことを劣っているという人はいないにも関わらず、自分の内側には劣等感を抱いたまま、その劣等感を利用して努力も狡いことも、いいことも悪いことも行ってきたわけです。
そのニーズは自分を肯定すること、この能力をこの才能をそのまま自由に発揮できること。
今の自分のままで更なる成長を遂げることが一番欲しているニーズです。
内側の自分の本音を大切にするには自分の内側と対話することが必要で、その対話も言葉のかけ方や質問の仕方ひとつで良くも悪くもなります。
私にとって自分が前向きに進める問いかけが、今では自分の未来に向かう原動力になりました。
慌ただしい毎日の中でふとした内観の時間の中での問いかけはいつも新しい自分の発見の時間になっています。
その中で感じたことが日々自分を奮い立たせてくれているのです。
適切な問いかけ
本音というのは誰にでも見せられるものではありません。
だからこそ、相手が望むことを一緒に探る時に大切にしたいのは、
・前向きに進める問いかけ
・見守る姿勢
・心理的に安全な場
・アドバイスしないこと
・言葉にならないことを大切にすること
私はこういう関りをしたいと考えています。
不自由を感じる時、不満を感じる時、不幸に感じる時
そういう時は自分に適した問いかけが出来ていない時です。
その自分の言葉にならない心の声は「痛み」として、自分の奥底で疼いています。
今をじっくり味わいませんか?
2022年の仕事始めである1/3は私がひとりで出勤します。
この日はおひとりづつのご案内になるため、完全貸し切り状態になります。
そこで、私が吉祥寺のプライベートサロン時代に行っていたスタイルを一日限定6名様だけ施術を承ります。
心と体の対話
じっくりと体に向き合う時間
日頃の疲れをケアして、本来の動きを取り戻す体験
これらを提供していきます。
普段のサンシャイン通り接骨院では使わないワークや手技もこの日だけは解禁します。
自分だけの時間で自分と向き合う新年のスタートに相応しい体験をしていただきたいと思っています。
ご興味のある方はぜひお問い合わせください。