腰痛を諦めている人に腰痛を改善するたったひとつのこと

腰痛って治らない痛みなの？

腰痛を繰り返す人にとっては長年思い続けていること。

腰痛は治らない、付き合っていくものだ。

この考えはほぼ正解なのですが、痛みにくい身体、痛みにくい暮らしをすることで腰痛のように慢性化した痛みから解放された人は沢山います。

確かに治すものではないかもしれませんが、諦めてしまうには勿体ないと思います。

そんな話をすると

習慣を変えることに自信がなかったり、面倒くさくなったり

運動する気が起きなかったりします。

そんな事をするくらいなら腰痛と付き合っていた方がまし。

となっている人は少なくないはずです。

腰痛の人が直すこと

腰痛の人が直すのは腰よりも暮らしや気持ち、行動などとよく言われます。

でもそれって分かっていても変えられないですよね。

無意識なものがほとんどですし。

僕も以前はすごい腰痛持ちでした。

でも、今はまったく腰が痛むことはありません。

習慣を変えたり、トレーニングを頑張ったりしたわけでもない。

整体や接骨院に何年も通いましたし、整形外科では手術も勧められてました。

この時にされたアドバイスで良くなった事も正直あまりなかったです。

では何をしたら腰痛はなくなったのでしょうか？

答えは

腰痛への不安がなくなったから

え？となるかもしれませんが、これだけでした。

僕の場合は自分で勉強していくうちに僕の腰痛はそこまで酷いものではないと理解しました。

そこから身体の使い方も変わっていきました。

腰痛に対する不安は腰痛を強く感じさせていたのかもしれません。

腰痛を理解する？

腰痛について勉強していたら不安がなくなった。

そう書きました。

一般の人はそんな事に時間を割くわけにいきませんから、この方法は正しくはないと思います。

これはあくまで僕が偶発的に腰痛が解消されただけですから。

腰痛の人がまずするべきことは頭を空っぽにする時間です。

そして深呼吸したり、力を抜いて、身体を地面に預けたりします。

"委ねる"といった感覚ですね。

痛みがあるとリラックスしたり、ぼーっとするのが苦手です。

頭の中が痛みでいっぱいになりますからね。

目を閉じて

深呼吸しながら

大丈夫、大丈夫と唱えるくらいがちょうどいい。

不安は消せないけど、痛みや不安を脳の片隅に追いやることはできます。

こうやって痛みを理解するのではなく、考えのボリュームを減らしていくのです。

意外と姿勢よくしすぎてると

腰痛の酷い人、繰り返す人の中に多いのは姿勢を良くしすぎている人がいます。

腰痛の人は頑張る、だらけるのバランスが極端なことが多く、力の調節が苦手です。

背筋をピンと伸ばしている人ほど注意が必要です。

ラクに正しい姿勢が取れる、力を抜いても姿勢が崩れない、そういう姿勢も深い呼吸と頭をクリアにする感覚が大事だったりもします。

これは自律神経の話になるのですが、緊張と弛緩が自律神経のバランスと言われています。

緊張は交感神経系、弛緩は副交感神経系

しかし、最近は副交感神経系には弛緩と別に委ねるような時に感じる感覚の時におこる心身の変化に作用するものがあると分かってきています。

これが腹側の副交感神経系です。

これはお腹側の感覚でもあり、腹式呼吸や腸の状態、生殖行動などにも働きます。

腸脳関係などとも言われたりして、お腹の状態が脳の状態に影響するなどとも言われたりします。

もしかしたら腰痛は食生活や他人とのコミュニケーションにも影響されるかもしれませんね。

ここからも腰痛を和らげるために呼吸を深くするという方法は大事だと考えられます。

腹横筋という筋肉

腹式呼吸で使う筋肉は腹横筋。

姿勢の安定装置にもあり、上半身と下半身をつなげて呼吸時の肋骨と骨盤の動きに作用します。

腰痛の人の中でこの筋肉が使いにくい人がいます。

これが深呼吸が苦手な人。

リラックスがうまくできないタイプに多いです。

頭の回転も速く、たくさん考えている人にも多い。

腹横筋を使う時はリラックスしている時、もし自発的にこれが苦手ならば整体やエステ、鍼灸などで手を加えてみることもいいかもしれません。

当院では整体だけでなく、運動指導も行っております。

腹横筋を使った呼吸エクササイズもできますよ。