腰痛患者さんの9割が気にすること
目次
痛みの原因を聞くと必ず返ってくる答え
腰痛で来院された患者さんに、腰痛の原因は何だと思いますか?と聞くと
9割の人が同じ答えをします。
それは姿勢です。
その次は骨盤や背骨の歪み。
不思議と世の中で身体の痛みと言えば姿勢や背骨の問題だと信じられています。
姿勢はたしかに痛みに影響します。
しかし、これだけ多くの人が姿勢を気にするのはどうしてでしょうか?
座りっぱなしの社会
この理由のひとつに"座りっぱなし"の日常があると思います。
日本人の一日に座っている時間は7時間以上で世界一です。
日本ではたらく人の中でデスクワークだと言う人は28%で、デスクワークもあるという人は17%です。
4割以上の人が座って仕事をしているということになります。
長時間座りっぱなしで作業を続けているのは喫煙よりも死亡リスクが高いとも言われていますから、この職環境は身体に良くないと認識されていても当然ですね。
悪い座り姿勢を続けると?
姿勢が悪いと自認している人の多くが座っている姿勢の時に感じると言っています。
座りっぱなしは頭が前になり、背中が丸くなるため、姿勢は悪くなります。
腰痛がある人はない人に比べ、座り姿勢での脊柱の弯曲が大きくなるのが早く、約30分座っているとそのカーブはより丸みを強くするようです。
姿勢よく座る人とだらしなく座る人では、だらしなく座る人の脊柱起立筋は活動が低くなり、萎縮してしまいます。
それによって背骨を立たせる力が弱くなってしまうのです。
座り姿勢で衰える筋肉
座りっぱなしを続けていると、いくつかの筋肉が衰えます。
特にお尻は硬くなったり、弱くなります。
お尻が弱くなると、背骨の特に腰の筋肉は硬くなります。
お尻は股関節を動かす筋肉ですので、股関節を使わないでいると姿勢は維持しにくくなります。
座り続けているってだけでこのような悪循環がもたらされるのです。
また前述したように「だらけた姿勢」でいると背骨を支える筋肉は萎縮していきます。
これにより座っている状態から起き上がる時に、腰椎を支える筋肉の痙攣などが原因で強い腰痛を起こしてしまうことがあります。
ぎっくり腰ですね。
座り姿勢を正すには?
お仕事中に正しい姿勢を維持するのはなかなか難しいと思います。
そのため、お仕事をしていない時に筋肉を鍛えたり、ちょっと意識的に動かすようにしたりしましょう。
特に体幹を支える筋肉やお尻、背中の筋肉はとても重要です。
そんなに運動なんてできないよ…
そういう風に思う人も多々いるのではないでしょうか?
そもそも姿勢が良くなったという指標もよく分からないのですから、ダイエットなどと違ってモチベーションも保ちにくいですよね。
まずは自分の姿勢をチェックしてみませんか?
その上でできることから初めていくのはどうでしょうか?
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当院で導入した姿勢解析システムです。
筋肉の硬さ、弱さが色分けされていますね。
また、3Dモデルで姿勢モデルが評価されます。
自分の弱い部分を写真を撮影するだけで数秒の間に姿勢解析されるのです。
ここをベースに鍛えるところ、ゆるめたり、ほぐすところを明確にすることができます。
また、姿勢評価に応じて行うトレーニングをメールやLINEで動画を送信できます。
自宅でトレーニングできますね♪
整体だけで姿勢をよくしようと思っていませんか?
整体屋さんに行って、言われるがままに姿勢改善のために通い続ける。
そこに不満を抱えている方は多いように思います。
術者側の立場で言えば、日中長い時間座っていれば姿勢はどんな人でも崩れます。
ただ、施術だけで姿勢が改善するというのも違いますね。
当院ではAI姿勢解析で分析し、整体で筋肉をゆるめたり、動きやすい体にし、トレーニングで筋肉も鍛えていきます。
ここまでしっかり体をケアできるのが当院です。
長年の腰痛をここで解消するためにまずは姿勢のトレーニングから初めてみませんか?